またもや眠れない夜を過ごしたが、今日は大丈夫。

土曜日です。

気が済むまで寝たらお日様がだいぶ高くなっていた。

(惣谷康介に会いたいな・・・)

でも心に思い浮かぶのは惣谷康介のことばかり。

隣に彼がいないのが馬鹿みたいに寂しい。

これなら仕事があったほうがましなくらい。そうすればデスクで隣同士だ。

私は携帯を手にして考えあぐねた。

今日は彼は何をしてるかな。

メールとかしたら迷惑かな?

会いたいなんて言ったら駄目かな?

いつもダラダラした休日だけど、今日はさらにグダグダだ。

私は行動することもしないことも決められずに、立ったり座ったり、時間ばかりが過ぎていく。

「寝よう」

こういう時どうすればいいかというと寝るのが一番だ。

だいたい昨日寝てないから今日がスッキリしないのだし、しっかりと睡眠をとって頭をはっきりさせれば何かきっといいことを思いつくだろう。


昼寝ると、夜眠れなくなる。

そして始まる自己嫌悪。

ただ今夜中の23時。

目はらんらんと冴えています。

そして考えることといえば意地悪だけど優しい、大好きな惣谷康介のこと。

昼間やっぱり連絡しておけばよかった・・・。

ぐずぐずしていていいことがあったことなんてなかったじゃない。

分かってはいても先延ばしの癖は治りそうにありません。

でも23時くらいなら起きてるよな・・・。

私は意を決した。

「今日会いたかったけど、やっぱり恥ずかしくてメールできなかった。次は月曜日かなー。おやすみなさい」

半ばやけくそ気味で送信した。

と、すぐに返信があった。

「馬鹿か。ちょっと待ってろ」

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