恋のおわり。
3
『今度、奈緒さんの部屋に行っていい?』
岡島君に言われ夕ご飯を作りながら待っていた。


携帯がなりマンションに着いたと連絡がきた。


ソワソワして落ち着かない。
岡島君の部屋に私が行くのが当たり前になっていた。


チャイムがなり玄関に行く。


「こんばんは」


「お帰りなさい。狭いけど…どうぞ」


お邪魔します。と部屋に上がった岡島君が
台所に行こうとした私を後ろから抱きしめた。


「 奈緒さん、ただいま」


耳元で聞こえる岡島君の声。
私も岡島君の腕に手を添えた。


「俺……このままこうしてたいけど…
奈緒さん、お腹空いた~」


笑う岡島君に私も笑う。


「わかった。すぐ準備するから待ってて」









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