絶対に恋なんてしないって


そう決めていたのに。




「柚葉ちゃん」


記憶の片隅にいる

もう会うことのできない彼と


そっくりな顔で

そっくりな声で

そっくりな優しさで


私の名前なんて呼ぶからー…






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ねぇ先輩?


確かに私たちが惹かれ合ったのは

私たちの記憶の片隅にある人に似てたからだったと思う。



でもね、今なら言えるよ



私は先輩だから好きになったんだよ。



きっと、記憶の片隅の彼に似ていなかったとしても


私は先輩に恋をしたよ。





人生最後の2度目の恋はー…


まるで神様の悪戯のような出会いでした




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start
2014.6.23 

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