そうだよ。
何で、家の場所知ってるの?

もしかして、やっぱり――――心を読んだ?

疑いの念を抱くと、泉は笑顔でポンと私の頭に大きな手を置いた。

「好きな奴のことは、何でも知りたいって思うだろ?」

すると、そのままクシャクシャと私の髪の毛を乱しケラケラと笑っている。

「っ?! ちょっと、やめてよ」

髪の毛をグシャグシャにされたのに、いつもほど強気な態度に出られないまま、頬を膨らませ抗議した。

大きな手から逃れて、乱れた髪の毛を直しながら泉を見ると、頬をポリポリとかきながら、少し照れた顔をしている。

「さっきの事、あんまり気にしなくていいから」

さっきの事?
さっき、何かあったっけ……?
あ……好きって言った事?!

すき……

好き?!

告白された事を思い出した瞬間、今更、カーーッと顔が熱くなる。
ここへ来て、やっと意味を呑み込んだ。

泉の言葉に私が目の前でアワアワしていると、少しばかりの苦笑いを浮かべている。

「あ、でも。気にしなくてもいいんだげど……本当のところは、気にして欲しいっていうか……」

あはは、と照れ隠しに笑って同じように頬を赤らめている。
それから、気を取り直したようにシャンとして、いつものイタズラな顔をした。