5分の1[短編]










「私は 犯罪者の更正の手助けをする事 に意義と誇りを感じてこの職業に就いたのです」









「個人としてはどんな極悪人であっても生ある命を断つことには反対です」









「しかし、法で死刑を定めている以上、私達に執行を拒む力はありません。その国の法に基づいて執行せざるを得ません」










「その私が執行刑務官になった事で自分自身の無力が情けなくなりました……」









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