続・銀髪姫と不良幹部
第三章

本当の史音

遊園地デートした翌日。


教室までの道のりを1人トボトボと歩いている。


朝礼まで後少しだからか、廊下には結構人が集まっている。


昨日のことを思い出しては、顔を隠したくなる。


あれは最強に恥ずかしかった…っ。


あの後、何回もキスをして…。


気がついたら地上へとついていた。


今でも、あの店員さんのニヤニヤ顔が忘れられないよっ。


ニヤニヤすごかったよ!


本当に女の人!?ってくらいの顔だったし!


当分はあの遊園地には行けないなー。


噂になってたら嫌だし。


そんな気持ちとは裏腹に嬉しいという気持ちもあった。


噂は嫌だけど…嬉しかったんだよね。


< 116 / 232 >

この作品をシェア

pagetop