私の彼氏は親友とデキていました


深くは、聞いちゃいけないような
そんな気がする。




「そっか」


私はそれだけ言って会話を終わらせた。



ちょうどその時。

"キーンコーンカーンコーン"



6時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴った。


ヤバッ、そろそろ教室行かないと。



「上城君、色々ありがとね。
もう戻らなくちゃ、行くね」




立ち上がりそう言うと上城君はニコッと微笑み

「ん、頑張れよ」

そう言った。

< 95 / 485 >

この作品をシェア

pagetop