愛されオーラに包まれて
○心も繋がった夜~side TAIGA~
とうとう言ってしまった。
高松に対する俺の気持ち。
彼女の返事が…怖い。
『桐生さん、私、この1週間、局長のこと、全く考えられませんでした。それも全部、桐生さんのせいです。私の頭の中、桐生さんでいっぱいになったんです。いくら局長のことを思いだそうとしても、やっぱり桐生さんなんです!』
「高松…お前」
『確かに、順番は逆かも知れません。でも、私の心には、確かに桐生さんが息吹いた。だから、こんなガキみたいな私で良ければ、よろしくお願いします』
高松は軽く頭を下げた。
俺は、今までで一番幸せな時間が流れているのを感じた。
もっと、その時間を感じたい。
「お前はガキでも子供でも妹のような後輩でもない。あの場面で俺を欲情させた立派な"女性"だ」
俺が部屋を暗くしたのは、告白する言葉を言い終えた後の表情を、高松に見られるのが恥ずかしかったから。
でも今は、それ以上にこの暗さに感謝している。
高松の顔が、夜景の明かりでより可愛く、かつ妖艶に映った。
『桐生さん、キスしてください』
「ん?」
驚いた。
まさか高松から言ってくるとは思わなかった。
高松に対する俺の気持ち。
彼女の返事が…怖い。
『桐生さん、私、この1週間、局長のこと、全く考えられませんでした。それも全部、桐生さんのせいです。私の頭の中、桐生さんでいっぱいになったんです。いくら局長のことを思いだそうとしても、やっぱり桐生さんなんです!』
「高松…お前」
『確かに、順番は逆かも知れません。でも、私の心には、確かに桐生さんが息吹いた。だから、こんなガキみたいな私で良ければ、よろしくお願いします』
高松は軽く頭を下げた。
俺は、今までで一番幸せな時間が流れているのを感じた。
もっと、その時間を感じたい。
「お前はガキでも子供でも妹のような後輩でもない。あの場面で俺を欲情させた立派な"女性"だ」
俺が部屋を暗くしたのは、告白する言葉を言い終えた後の表情を、高松に見られるのが恥ずかしかったから。
でも今は、それ以上にこの暗さに感謝している。
高松の顔が、夜景の明かりでより可愛く、かつ妖艶に映った。
『桐生さん、キスしてください』
「ん?」
驚いた。
まさか高松から言ってくるとは思わなかった。