夜の学校で美紗が殺され、その日のカラダ探しは終わって次の日。


いつもならすぐに目を覚ますはずなのに、私は夢を見ていた。








ここは……学校?


それも、大職員室の前の廊下で、私の姿も見える。


「美雪、大丈夫かなあ。本当に『呪い』は解けるかな」


うーん、夢の中でもやっぱり私は美人だね。

一緒にいる明日香さんや結子さんと比べても、飛び抜けてるよ。


「ここまで来たら相島を信じるしかねぇだろうが。『呪い』が解けねぇなら、お前ら全員ぶっ殺すだけだけどな。覚悟しとけよ」


……なんか武司さん、物騒な事を言ってるんですけど。


いくらなんでも、現実ではここまでひどくはないよ。


私がそんな風に思ってるって事なのかな?


「まあまあ、僕には分からないけど、世界が壊れかけているんだろう? この世界がどうなるにしても、もう後戻りはできないんだから」


うげっ! 何なのこの不気味な人!


ギョロッとした目に、痩せこけた頬。


さらに猫背で、良いとこひとつもないじゃん!


どこからこんな人が現れたんだか。

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