身につけよう!避妊&性感染症の知識

淋病

淋病は、淋菌という細菌が、キスやセックスなどによってうつります。


オーラルセックスによって、喉に細菌がうつるケースも増えています。


淋病は感染してから、2~7日で症状が出始めます。


男の子の場合は感染すると、尿道口がただれてウミが出たり、排尿(おしっこ)をするときに痛みを感じるようになります。


女の子の場合は、黄色いおりものが出て、外陰部が赤くはれたり、かゆくなったりします。


初期の段階で気がつかずに、放っておいてしまうと、淋菌性膣炎、子宮内膜炎、卵管炎を引き起こしてしまいます。


子宮外妊娠や不妊症の原因となることもあるそうです。


喉に感染した場合には、咽頭炎を起こします。


そうなる前に、早めに病院に行くようにしましょう。


淋病の治療法は、抗菌剤、抗生物質を、注射もしくは、内服して治します。


約1~2週間で治りますが、途中で治ったと思って治療をやめてしまうと、抵抗力の強い淋菌ができることがあるので、気をつけましょう。


治療は医者の指示通りに、きちんと行はなくてはなりません。


2ヶ月に3回以上の検査をして、すべて陰性になったら完治です。


予防法は他の性感染症と同様、正しくコンドームを使うことです。

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