身につけよう!避妊&性感染症の知識
梅毒
梅毒は、セックスやキスをするときに、皮膚や粘膜の小さな傷から感染します。


輸血による感染や、母子感染もあります。


潜伏期間は10日~90日間ですが、通常は3週間ほどで症状が出ることが多いそうです。


症状は第一期から第四期に分けられます。



第一期(感染してから3カ月くらいまでの症状)

感染した人と接触した部分に、1㎝ほどの赤みのあるしこりや腫れ物ができます。


その後、太股の付け根がはれてきますが、痛みがほとんどないので、気が付かない場合があります。


放っておくと、症状は自然になくなります。



第二期(感染後3カ月くらいからの症状)

リンパ節内で増えた病原体が、全身に広がっていきます。


全身の倦怠感や微熱、バラの花びらのような形の赤い発疹、外陰部や肛門の辺りにイボ状の丘疹などの症状が現れます。


この症状は、現れたり消えたりを3年間ほど繰り返します。


症状が消えても、治ったわけではありません。


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