いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜
白と黒
朝。
いつものように起きて、
いつものように髪の毛をとかし、
いつものように登校して
いつものように叶斗くんに挨拶する。
「おはよう!白峰くん!」
「ん…あぁはよ。」
ところが今日の叶斗くんは様子が違った。
「どうしたの今日元気ないね」
「あぁ別になんでもない。」
そういってちょっとだけ顔をあげる。
でも目は合わせない。
やっぱり変だ。いつもなら目を見て挨拶してくれるのに。