To important friends
日が沈み、月が昇る。
月の光が木々の間から月の光が降り注ぐ。昼間の光とは別の趣がある。
この森に来てから時間という概念を気にしていなかったらところがある。
あぁもう夜がやってきたのか…。と、気づかされる。


「花織さん。稔さん。今日初めてこうやってあったばかりなのにこんなこと言うのはおかしいかもしれない。でもね?あたし二人と出会えて本当に良かった今ままで色々考えるところがあって、不安があって…。すごい両親に反抗的な態度ばっかりとってた。でも。なんか吹っ切れた気がする。本当にありがとう!」なんて柄にもないことを口にした気がする。

そんな私の目の前にあったのは二人の優しい笑顔だった。
その笑顔が目にはいった瞬間にどっと訪れた眠気に勝てず眠りについた………。
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