★★★★★
ふたりで、ひとつの
たいせつな幼なじみが
“芸能人”に、なりました

幼い頃からずっと一緒の季沙と洸介。

父を亡くし、父の忘れ形見のギターを奏でることが生活の中のほとんどを占めた洸介のそれよりもっと優先すべき存在の季沙とそんな洸介と共に寄り添うことが日常の季沙の周りから見たら不思議な関係の2人。

その関係は、洸介がはじめたバンド『あまいたまごやき』の変化と共に、緩やかに変わっていった……


大好きな作家さんなので、もちろん面白さは期待値以上でしたが、期待を良い意味で裏切られましま。
これはただの青春恋愛ストーリではない。

甘くて、ホロホロと口の中で味がほどけるたまごやきみたいなお話でありながら、季沙と洸介、あまいたまごやき、周囲の家族や取り巻く人達全て丁寧に描かれた愛の物語です。

読み終えて、季沙と洸介の関係は『ふたりでひとつの』魂のような、もちろん別々の人物なのに、そう感じてしまいました。
圓谷愁
20/09/22 10:17

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