press come dark behind
大好きな君へ。
☆☆☆
私は次の日、遥華学園探偵部部室へ向かっていた。
今日が、朱鳥さんの亡き旦那さんからもらった手紙を解読する日。
私は昨日、パパにおじさんのことを聞いた。
パパはおじさんを知っていた。
おじさんは、なんと警察。
よくわからないけど、かなり上の人間らしい。
平の刑事さんが頭の上がらないくらい。
パパは旭のことも知っていた。
でも、何故知っているのか、おじさんの言っていた言葉の意味も、教えてくれなかった。
ただ、パパは気まずそうに私へ言った。
「相本堂旭には近づくな。
毬子に何かがあったら・・・パパもママも困るからな」
どういう意味なのだろう?
問い詰めても、パパは教えてくれなかった。
「・・・マリリン?」
「ぅわあ!?」
あ、旭!?