silve shining
storyⅡ
「葉月、こっちへおいで。」

「おかーさん!」

 ふふっ、本当に可愛い。

 私の、最愛の子。

 あれから大分喋れるようになって。

 今じゃよく立ったり歩いたりして、周りの龍達が「とても可愛い」と言っていたのを覚えている。

 月日って経つの早いのね…。

 なんて、古臭いこと、言ってられないわね。

 私は、死ぬまでこの子を愛し続けるんだから。

 守り続けるんだから。

 あなたが、生まれてきてくれて良かったー…

「teşekkür ederimー…」

「…?」
 
 
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