星空と君の手 【Ansyalシリーズ 託実編】





何度もギターを爪弾きながら
楽譜を書き込んでいく
アイツの顔が切なすぎて、
俺は黙ってスタジオを後にした。







こんな夜は、少し車を走らせて
夜の海を眺めたい。







潮風が薫るその場所で
繰り返される波の音を子守唄に……。








今だけ……全ての事を
忘れさせてくれ。



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