「これから藍に指導をしてくださる方々だ」

蓮さんに紹介されたのは、華道、茶道といったお稽古事から、家事などの花嫁修業のようなもの、そして、テーブルマナー、パーティーコードなどの上流階級特有の知識までを教えてくださる人たち。

その道の超一流が集められているだろうことは、立っているだけで伝わる貫禄から十分に理解できた。

「よろしくお願いします」

緊張しつつ、深く腰を折って挨拶する。
果たして私にこれだけの人たちから教育を受けるだけの価値があるのだろうか。
それは、いまだに不明だ。

一人一人と順番に話し、今後の予定を確認していく。
聞いていると、それぞれの稽古は週に2、3回なのだが、それらが幾つもあるのだから、かなりタイトなスケジュールになることが明らかになった。

…私、本当にやっていけるの?

えも言われぬ不安に襲われつつ、全ての先生との話し合いを終えた。

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変身  シンデレラ  四角関係 

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