幸せを、君に。

● スタート



なんたがんだで時間は過ぎ、23時を回ったくらいに

「あの…
私、もう寝ますね。」

と、小宵が言ってきた。


「待て。俺もすぐ寝る。」


俺はそう言って、キリのいいところで作業を止めた。


寝室に入ると、小宵はもうすでに寝ていた。


そんな小宵を、俺は後ろからそっと抱きしめた。


「ゆ、雪野さん…」


「家で名字で呼ぶの。

もういい加減やめろ。」


「えっ…」




< 240 / 259 >

この作品をシェア

pagetop