サヨナラなんて言わせない
プロローグ




ずっと覚めない悪夢を見ていた




夢の中で君はいつも泣いていた



涙に暮れる君を抱きしめたい、君に触れたい、



そう思って手を伸ばしても



触れる瞬間にいつも君は消えてしまう





俺は何度君を失えばいいのだろうか




こんなにも君を求めて心がおかしくなりそうだというのに




君が果てしなく遠い_______






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