深紅の華よ、返り咲け
*壱*

少女の名は、緋色。










───────────

────────

─────











『この"異端児"、近付かないで!!』






『よくそんな姿で学校に来れるよねー。』





『早く消えて欲しいなぁ。

自分が要らない存在って、

ちゃあんと分かってるのかな?クスクス…』















………ウルサイ…………


ワタシダッテ、スキデ

コンナ カッコウシテル ワケジャナイ……!!






…………アア………ああ………………………、嗚呼。






そっか。私はどっちにしても要らない存在

なんだよ………。






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