小さなタカラもの〜奇跡のお姫様〜

流産の痛み



私は、ずっと流産した事を悔やんだ。


周りの妊婦が羨ましかった。


だから悠に愛情を尽くした。


悠は小学生にあがり、反抗期を迎えた。


また適当に遊ぶ日々が続いた。



ろくに働けず…ただダラダラと毎日過ごしていた。


そんな中彼氏ができた。


ただ私は車持ちの彼を利用した。


彼は、毎日ドライブに連れて行ってくれた。


それだけでも嬉しかった。


気が紛れた。
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