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のちの心にくらぶれば、昔はものをおもはざりけり…どんな思いだったのかを考えながら読んでしまう作品です。 深遠だなぁ。
前半部分の奥さんの言い分に 確かにそうなのよねぇ〜と ブンブン首を縦に振りながら読み 後半部分では旦那さんの 心の声にしんみりと 気持ちがシンクロし 終始、共感しながら 読ませて頂きました。 ラストの光景がとても 幸せな感じがして 読み終えたあと じんわりと心にきました。 既婚者はもちろん未婚者にも お薦めします。 是非。
もちろん理由はいっぱいあると思うのです。…が、その中の一つにもし『退屈』があるのだとしたら、これは悲しい。特に一方はそれなりに満たされてるのに、でももう一方がそうでない場合、取り残された方は、なんともやりきれない気持ちだろうし、きっと対処法も見付からない筈。だって急に性格は変えられないもんね。 作中の奥さん、思うがまま自分の冒険へと旅立ちましたが、でもその旅で、それまでの彼との生活で、大切な何かを再確認出来たのだと思いました。 自分で体験しないと納得出来ない事、世の中には沢山ありますので。でも手遅れにならなくて良かった。
結婚してない僕が読んでも胸にしみじみ来ます。 大人の男と女を上手く描いてます。 人と人と言っても良いかも知れません。 読んで下さい。