小さい私のステキな彼氏
3話 叶わぬ恋
テストも終わり、いつもと変わらない日が続いていた。
あれから、志島さんとは会えていない。
連絡先を知らない私は連絡ができないので、会うこともできないのだ。
「あーあー、あの時、連絡先聞けばよかったなー」
「また、志島さんの事を考えているの?」
ののちゃんが私の席にきて私の顔を覗き込んできた。
「うん、また会えないかな?って思って」
「まぁ、またいつか会えると思うよ!」
またいつか会えるっていつになるんだろ?
志島さんは社会人みたいだからな。
彼女とかいそうだなー
「あ、ちよ!最近できたクレープ屋さんに行かない?」
「クレープ屋さん?んー、最近太っちゃったから、どうしようかな。」
「今日は、クレープ食べて明日からダイエットしよー!私も一緒にやるからさっ」
ののちゃんとならダイエット続きそうだし、いいかも!
「うん!いいよ。今日クレープ食べに行こー!」