ご懐妊!!2~俺様上司は育メン愛妻家になりました~

問題勃発




2月中旬の午前中。
外は寒そうだけど、昼間ではたっぷり陽射しが入るリビングで、私はみなみのハイハイ特訓に付き合っていた。

みなみは毛足の長いラグの上で脚を踏ん張り、お尻を高々と持ち上げている。しかし、前には進めず、脚がずるりと滑って終了。

うーん、フローリングに移してあげようかな。

いや、そんな問題じゃないな。
だって、みなみはまだ腕で上半身を起こせていない。脚で床を蹴る時、ほっぺたは同じく床に押し付けられ、身体を支えるはずの手は横にだらり。さっぱりハイハイの役にたっていない。


「ほら、こうするんだってば」


みなみの肘をつかんで床に着かせる。顎から胸までが床から浮く。
さあ、これで存分に練習したまえ。腕が使えりゃ、ちょっとは進むんじゃない?

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