苦しいよ。ねぇ気付いてよ

俺が守るもの


凛からもらった手紙から時間も経ち俺は28歳になった。


俺は課長へと就任しずっと頑張っていた。


相変わらず噂は絶えないが女遊びなど決してしていない。


それが、凛への償いだと思った。


凛の気持ちは、亡くなってから2年が過ぎた頃に香奈美という親友から聞いた。


俺は、後悔した。


もっと…ちゃんと出来てたら。


もっと幸せにしていたなら…。


凛を失う事はなかったんだろう。


凛と今頃、結婚もして、子供も居てずっと笑顔で暮らせたんだろう。


ってずっと思ってた。


10年前のあの冬。


凛は、どんな思いでずっと待ってた?


俺は、凛との約束も果たせないまま
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