コンペイトウと月。
夜。


「きゃぁー!」


突然校内に響く女の子の奇声。


「あっ、奏いこっ!」


皆もう慣れてる。
いつも不定期に聞こえてくるこの女の子の奇声に。


「うんっ!」


私も流される。

本当は、

行かなくたっていい。


「きゃー!せんぱーいっ!」


皆が眺める視線の先には一人の男の人。


「今日もかっこいいー。」


顔良し、身長良し、頭良し、運動神経良し、性格良し、まさに完璧!
皆の理想そのもの!
“三浦大輝”先輩(3年)は、いつでもみんなの注目の的。
今は廊下を通っているだけだけど、各教室から女子が沢山扉に群がってます。


「先輩おはようございますっ!」


うちのクラスからも声が上がった。


「あ、おはよう。」


まじ天使級の笑顔。
言われた瞬間周りから悲鳴。

あんまり興味はないけど、


「今いい匂いした。」


先輩が通った後にほのかに香る花の匂い。

香水でも付けてんのかな…?


先輩が教室に入ったあとは他の教室は先輩の話で持ちきり。
皆先輩の魅力を語る時間。

正直暇だから、
私は終わってない課題を進める時間。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

やらなくちゃ駄目だ。
佐柄/著

総文字数/0

実用・エッセイ(生活・趣味)0ページ

表紙を見る
曇りのち晴れ
佐柄/著

総文字数/1,273

恋愛(学園)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop