カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「順調とまではいきませんが、植野チーフとミーティングを重ね、少しずつ形は出来て来ました」


「やはり、同い年しかも異性である植野チーフとは遣り辛いですか?」


「そのようなコトはありません」


「植野チーフも仕事では妥協はしない。遊佐課長も同じタイプのようだ。でも、俺は二人に期待を寄せている。プレゼン楽しみにしてますよ」


沢木部長は俺にプレッシャーを与え、立ち去った。



未練を残してるから…莉那と遣り辛いんだ。俺が未練を断ち切れば、すべてが上手くいくかもしれない。


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