「卵はこっち」

「はい」


「次はニンジン」

「あ、はい」


「ダメダメ、これ小さい」

「え、そう?どれも一緒じゃない?」

「そんなわけないでしょ。ニンジンだって個性があるんだから。」



「は……こ、個性……?」




スーパーにて、飼い犬であるはずの一ノ瀬くんに命令されては言葉の棘をグサグサと刺されている私。



本当に彼は、主婦なのだろうか……


そんじょそこらの主婦より品物選びのこだわりが強いような気もする。



最後にはニンジンに個性があるなんて言い出すし……もう、正直疲れる。

この作品のキーワード
年の差  ペット  居候  ドキドキ  胸キュン  ワクワク  忠犬  アラサー  同居  ほのぼの 

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