KISS
放課後になって、あたしはアヤカと一緒に帰った。

というよりも逃げ出した。


怖かった。


レンに邪魔だって思われてる気がして。


対抗するみたいにユイちゃんと同じような髪して。



自分が恥かしくてたまらなかった。



もう、邪魔だって思われてるなら…―――

レンがユイちゃんを好きなら…―――



あたしはもうかまわない。


諦めるよ。


ううん。諦められないと思う。



それでも…―――



気持ちは、しまっておく。


レンには、もう会わない。
放課後もレンの事は待たない。


だから…―――



もう、バイバイなんだ…―――
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