優柔不断な恋
私、伊藤マキ。海青高に通ってる2年生!
容姿もそれなりで、ぶっちゃけモテてます。
「マキ〜やっぱダメ男だよ〜。」
この子は私の親友のカナ。小学校からの親友だ。私と一緒で容姿はいいんだが、男運が悪すぎ。
「またー?今月何回目かよ(笑)」
「だってー、やっぱ彼氏いた方がいいじゃん!」
「私オススメのアプリあるよ!出会い系なんだけど、けっこーいいメンツ揃ってるよ!!」
そうして、アプリをカナへ紹介した。
カナはすぐ登録をしてコメを送った。するとあっという間に男達からのコメが殺到した。
「すごーー!こんないっぱい来てるよ!あ、この人イケメン♥」
「でしょ!私もここで優を見っけたんだ〜♥」
「私もマキみたいに幸せになりたぁい!」
「カナならすぐできるってwでもなぁー、物足りないんだよねー。優。」
「なんでー?(笑)」
マキは優に物足りなさを感じてる。その理由は...
「だって、やってくれないんだよ?んま、大事にしてくれてるのはわかるけど...」
「ふふwマキってば元ビッチだもんねー?というと今けっこー欲求不満?」
「元ビッチ言うな!そうそう。溜まってまっせ〜笑」
「んぢゃ、いい男見つけたからそいつと合会ってみて?」
「いいけど?優には内緒だからね?!」
マキは浮気だろうがなんだろうが別にかまわない人だ。いままでもそうやって過ごしてきた。
「それぢゃ、明日の放課後迎えにくるって〜」
「りょーかい!」
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