秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
秘密
「JEWELっていうバンド知ってる?」
私、鮎川 美優(アユカワミユウ) 16歳。高校2年生。
ただ今インディーズバンドのJEWELにハマッております。
「知らなぁい!」
親友で同じクラスの美恵子が答える。
「え〜!何でぇ?」
私はiPodのイヤホンを美恵子の耳にあてた。
「………へぇ、結構良いじゃん!」
美恵子は意外そうな顔を私に見せた。
「でしょ!?結構謎で顔とか分かんないんだよね…」
「え〜?超が付くほど不細工だったらどうすんの?」
美恵子は私を不安にさせる様な事をわざと言う。
「…いや…人は顔じゃないでしょ…私は声に惚れたんだもん…」
本当はカッコイイ姿を想像してしまう…。
だって声が凄く私好みだから!
「お前、JEWEL好きなの?」
背後から声が聞こえて後を振り返る。
「うん。光城知ってるの?」
柴田光城(シバタコウキ)とは1年の時も同じクラスで結構気が合って、今でも仲が良いんだ!
「…まぁね…」
「マジ?私ファンになっちゃった!」
「ふーん…」
…何?その微妙な反応…自分から聞いてきたくせに…。
「あっ!私夕方から撮影なんだった」
.
私、鮎川 美優(アユカワミユウ) 16歳。高校2年生。
ただ今インディーズバンドのJEWELにハマッております。
「知らなぁい!」
親友で同じクラスの美恵子が答える。
「え〜!何でぇ?」
私はiPodのイヤホンを美恵子の耳にあてた。
「………へぇ、結構良いじゃん!」
美恵子は意外そうな顔を私に見せた。
「でしょ!?結構謎で顔とか分かんないんだよね…」
「え〜?超が付くほど不細工だったらどうすんの?」
美恵子は私を不安にさせる様な事をわざと言う。
「…いや…人は顔じゃないでしょ…私は声に惚れたんだもん…」
本当はカッコイイ姿を想像してしまう…。
だって声が凄く私好みだから!
「お前、JEWEL好きなの?」
背後から声が聞こえて後を振り返る。
「うん。光城知ってるの?」
柴田光城(シバタコウキ)とは1年の時も同じクラスで結構気が合って、今でも仲が良いんだ!
「…まぁね…」
「マジ?私ファンになっちゃった!」
「ふーん…」
…何?その微妙な反応…自分から聞いてきたくせに…。
「あっ!私夕方から撮影なんだった」
.
< 1 / 331 >