面倒臭がり屋な少女

めんどう少女1-2




そして、今日は土曜日。


12時に皆と○×公園で合流するらしい。


面倒臭がり屋の私の唯一好きな事は、オシャレをすることだ。


だから勿論今日も、可愛い服を着てメイクもやった。


11:30


涼「姉ちゃん、準備出来たー??」


一階から、涼の声が聞こえた。


返事するのも面倒だから、無言で一階にあるリビングに行った。


涼「あ、姉ちゃん!準備出来たみたいだし、待たせたら悪いしもう行こう!」


『わかった〜。』


涼「それと姉ちゃん、今日オシャレしたんだな!」


私は小さく頷いた。


涼「可愛いよ!」


素直に言ってるのは分かってるけど、


『うるさい、バカ』


褒められるのに慣れてない私は、つい冷たい言葉で返した。



そんな私の事を怒りもせずに、楽しそうに笑ってる涼を私は知らなかった。






< 5 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop