好きになった瞬間
その後
 







俺の腕の中で小さな寝息を立てて眠る彼女を見詰める。



先程の行為の途中で気絶してしまったのだ

それがどこか嬉しいやら、途中で気絶されたせいで俺的に不完全燃焼でモヤモヤするやらで、何処と無く腑に落ちない。


「……………。」


柔らかい頬を軽くつねってみるが反応はない。


「ハァァァ……」


この大きくなってしまった息子を静めるには自分の手で処理するのがここでは一番手っ取り早いのだが、生憎今の俺の両腕は彼女が占領しているため出来ない。

それにもし出来たとしても、シテいる最中に彼女が目覚めてしまうと言う最悪のシナリオも想像出来たため、彼女のいる前では却下となった。


いや、まあ、見られたとしても、そのまま彼女自身に静めてもらうと、いうのもありと言えばありだが……流石に俺が恥ずかしいため遠慮したい…。


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