気づけばキミと恋に落ちて
偶然、彼に…
そんな陽ちゃんとの連休は、あっという間に過ぎ、また今日から仕事が始まった。


いつもと同じ電車に乗り、会社へ向かう。


今日は、拓篤はいなかった…。別に会いたかったわけじゃないけど…。


やっぱりあんなことされると、気になるわけで…。


でも今までだって毎日見かけてたわけじゃないし。


きっとわたしとはチガウ、シフト制なんだろうな。


会社の前まで来ると、深く深呼吸をした。


宗ちゃんとは、あれから会ってないから少し緊張する。


陽ちゃんが変なことを言うから…。


〝二人になるな〟とか。〝次は確実にキス〟だとか…。


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