「失礼しました!」


 私はそう言って、バーカウンターへ戻った。
 頬がアツく、頭の回転は鈍い。


 恋した時の感触だ。


 でも、どうして友部さんにはこういう感触はないのだろう。
 好きってなんとなく思っているのに。
 私は胸の高鳴りを抑えようと、ひと呼吸した。


「ん、水」


「有難うございます」
 何気なく出された水を私は思わず飲もうとして、ハッとした。

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三角関係  バーテンダー  イケメン  オフィスラブ  アラサー  理想の恋  じれじれ  不器用  王子様  逆ハー 

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