窓から射す太陽の光が眩しい。

テーブルに置いた紅茶の入ったティーカップの中に角砂糖をひとつ落として、溶ける様子を眺めていた。

甘くなる瞬間――。

ふと立ち上がったわたしは、棚の引き出しにしまってある写真を取り出して眺めた。
あの時を思い出すと、くすぐったくなる。

写真の中の二人はまるで、砂糖菓子につつまれているような。

もっと近づきたいと、火照った顔で焦がれるように彼を見つめるわたし。
そんなわたしに綺麗な顔を向けて目を細めている彼。

目眩がするほど甘くて、苦しいくらいの瞬間を撮っている。

好きで、好きで、大好きで。
でもそれだけじゃ駄目だとわかっていて。だけど恋しくて堪らなくて。
あの頃の自分を思い返すと少し切なくなってしまう。

直向きに、がむしゃらに、恋と夢を追いかけたあの時――。

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