第1章
<刑事の息子と言う存在。>


__キーンコーン……


『復讐』のことしか頭にないあたしでも
いちおう学校には通っている。


とは言っても、毎日真面目に
通っているわけでもなく
今日は3日ぶりの登校だ。


『明星高校』
それが、あたしの通っている学校。


高校になんて、行くつもりはなかったけど
たまたまこの学校から推薦が来たから
なんとなく入学したんだ。


この学校の入学時の倍率は
国内でもトップレベルと言われており
通っていて損はない。


それに、トップレベルという地位を
何かと利用できそうだし。


……にしても、犯罪者のあたしを
推薦するなんて、かなり笑える話。


まぁ、あたしの頭脳しか見ていない教師に
裏の顔なんて見破れるわけがないんだけど。