俺は萌歌に手を振られて教室を出た。


目に焼きつかれたふたりの姿が離れない。


声が聞こえると思ったら、萌歌だったのかよ。


しかも、阿部とふたりきりで。


教室を出たあとも楽しそうにする笑い声が聞こえてきたし。


なんなんだ、アイツら。


今日の2時限目も萌歌と阿部の席が空白で驚いた。


まさか、一緒に授業をサボってるんじゃないかと悪い方向に頭を働かせてしまう。


けれど先に帰ってきた萌歌は先生にプリントを頼まれたようで、


後から帰ってきた阿部は謝って先生からの許しをすぐに受けると何もなかったかのように席に座った。


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