萌歌が阿部のことを好きなのはマジだったんだな……。


昨日の放課後のことが頭から離れずにいる。


萌歌の本気で好きな人を聞き出したくて、勢いあまって『応援する』なんて言ってしまったけれど。


萌歌が幸せになるのなら背中を押してやるようなことをしてやりてぇが、

自分の手で幸せにしてやりたい気持ちもあって素直に応援できないでいる。


だけど、あの疑いもない輝かしい瞳。


ほんのり赤く染める頬。


恋してる……証だ。


そんな純粋な心を壊したくはないけれど。


俺は自分の気持ちと戦っていた。



「なにそれ。お前、マジで言ってんの?」


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