人に好かれることは苦手。
子どもの頃から上手にできたことがない。

小学校の頃は立派ないじめられっこ。
中高は誰も構ってこないのをいいことに、空気のように過ごした。

女子大も同じようにひとりで過ごして卒業した。
だから、社会に出て、こんな小学生並みのいじめに合ったことに少なからず驚いた。

悪意の首謀者・同期の相良駿吾。
彼はとことん、私が気に入らないみたいだ。
いじめぬいて、私が辞めるのを待っているのかもしれない。

でも、私だってお給料も悪くない正社員の職をみすみす手放したくない。
モラルハラスメントと言える悪口や嫌がらせも辞める理由にはならない。

きっと、こんなものなのだと思う。生きていくことって。

他人と協調できなければ、少し息苦しい生活になるってだけ。

呼吸困難で死ぬわけじゃないならいいのだ。

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愛憎  同僚  執着 

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