続 鉄の女には深い愛情を
マンションへの帰り道


健夫は私の手を握っていたけど
特になんの会話もなく
2人でただボケーッと歩いてた


だけど時おり


くくくっ(笑)


ぶはっ(笑)


と笑いを堪えきれない様子で
ニヤニヤしたり
私の好きな穏やかスマイルになったり
二カッとわらったり



さっきの事がよっぽど
笑えたみたいで


思い出し笑いする始末。



全く、誰のせいであんなことになったと
思ってんの……



でもまぁ、私もやる時はやるのよ




お互いに色々な事を心の中で考えながら
あっという間にマンションへ到着した
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