【完】あたしはニセカノ。
付き合って二週間
涼くんと付き合って、


2週間が経った。


「んっ…もっと。チューして!」


いつの間にか、


こんな風にラブラブ。








…な、わけない!


あたしと涼くんの間には、


一週間前にも増して、すきま風が流れている。


屋上で、黙々と食べるお弁当。


そのとなりで、カップルが毎日のようにイチャついていた。


「タイちゃん、あ~ん。やん、手握ったら食べさせられないよぉ~」


いつもながら、熱々なのは。


先週ここでお弁当を食べようとしたときに、となりにいたカップル。


実は、彼氏の方が涼くんの友達で、


あれから毎日、あたしたちと一緒にお弁当を食べているの。


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