「何言ってんの今更さー」

「な、何回も呼んでましたし確かに今更ですけど…でも、嫌です!いちいち言うのが面倒だったから言わなかっただけですから!やめてください!」


ふん、と平岡さんから顔を背けて自分のデスクへと向かう。


そんな私の背後を何故かノコノコと平岡さんは着いて歩いてくる。

平岡さんがついてきていることは気づいているけれど、敢えて触れずに自分のデスクへと一直線に歩いていると



「なになに、この俺にそんな言い方していいわけー?」



なんて、私にしか聞こえないくらいの小さな声で言い始める。


しかし、私は無視続行。

相手になんか、してやるもんですか。



「……」

「俺の目の前でワンワン泣いてたお嬢さんはどこの誰だっけな〜?」


「……な!や、やめてください!」



私が意を決して無視しているにも関わらず、思い出したくないことをベラベラと話してくる平岡さんに私はついリアクションを取ってしまった

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