えっ!?

「課長……じゃあ、この噂って
真実なんですか!!?」
驚きのあまり詰め寄る。

「松井…落ち着け。 半分本当だが、半分違う。
まったく…どうしてお前らは、
話を途中で作り替えるんだ?」
呆れた表情で言う課長。

半分本当で……半分違う?
どう言う意味か分からない。

「ちゃんと私にも分かるように説明して下さい!?」
こんなに課長の前でムキになったのは、
初めての事だ。

課長は、咳払いをすると
少し言いにくそうに説明をしてくれた。

「実は、今年の夏頃からそう言う話は、
来てたんだ。
言っておくが、飛ばされるんじゃないぞ?
海外……アメリカの会社から部長としての就任命令だ」

「えっ……?」
混乱する頭を必死に整理させる。

つまり課長は、アメリカの会社に
呼ばれたと言うこと……?
部長として出世して

「決断を早くしろと言われていたのだが
まだあの時は、迷っててな。
部長になれるのは、大変名誉な事だし
ありがたいのだが……」

「あの時は、まだお前とお見合いとかして 
無かったし……どうしても踏みとどまってしまって」
恥ずかしそうに話す課長。

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