意地悪なキミの好きな人
先輩の幼なじみ




次の日。



「野原、はよ。」




「おっ、おはようございますっ…!」



や、ヤバイ…緊張する……。




「意識してんの?」



クスリと笑われ、そう言われる。



「だって……」



赤い顔を隠すようにして俯くと先輩はクスクスと笑いが収まらない様子。



「面白いな、おまえ……」



「っ、うぅ……」



すると先輩は私の頭を撫でた。


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