悲劇の姫〜海賊になった少女〜

海賊



船で雑用として使われる仕事に
慣れてきた頃、船長に呼びだされた。



「ワイアット!船長がおよびだぞ〜」


厨房に顔を覗かせた男の名前はシュガーで
私のことをとても可愛がってくれている。


「わかった!
シュガー、ここ頼むよ!」


「任せとけ!」

彼とは年も近くて、共通の話題も多かったので、比較的仲が良かった
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