そこまでの経緯を思い出し、あたしはなんてバカなんだろうと今更ながらため息が出る思いだった。


先生にとってあたしはただの遊びだったのだ。


きっと、付き合い始めた最初から遊びのつもりだったんだ。


女子高生というだけで喜んで近づいてくる、ハイエナのような男だったのかもしれない。


それを本気と勘違いして浮かれて、妊娠までして。


あまつさえ、そんな彼の子供を身ごもったことを嬉しいとさえ感じていたあたし。


今ならその出来事を少しは客観的に見る事ができる。


あたしという人間はとても滑稽だったようだ。


それでもこうして土の中へ埋められることになったのだから、世間の人は少しでもあたしの事をかわいそうだと感じてくれるだろうか。


ニュース番組で女子高生失踪事件として大きく取り上げてくれるかもしれない。

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