唯一の純愛
恋心
オフ会当日、結局参加人数は私を含めて三人だけ。
予定よりも少ないが、贅沢は言えない。

男性は私のみ、他二人は女性。
これだけ聞くと男子にはおいしいシチュエーションである。

が、現実はフィクションのようにはいかない。

オバハン二人のパワーに押されるオッサン。
それが現実だった。

この日、私は初めて歩行器というものを知った。

障害の話は事前に聞いていたが、実際に見るまでは歩行器というものを想像すら出来ていなかった。

見慣れないが故に、さほど気にもならなかった。

反面、見た目にはそれほど重度の障害にも見えないため、気配りも出来ていなかった。

それでも妻は、楽しかったと言ってくれた。
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