好きです。
ごめん
翼side


その日の練習が終わり、

慧と2人で帰っていた。


「はぁ、疲れたぁ!ねぇ、ちょっと…」


すると、私を後ろから抱きしめた。


「ちょっ、何を…////」

「嫌だった?でも俺、翼不足で死にそう…」

「そんな簡単に死なないでしょ!それにまだ学校出て間もないんだから…」

「そうだね、ごめん…。じゃあせめてキスだけでもさせて…ね」


壁を背に、

追い詰められるような体勢で、

深いキスをした。




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